「二郎系ラーメン」は"恐怖の館"? 怖くて行けないZ世代がハマる疑似体験の中身
② 松屋 インスパイア系「ニンニク野菜牛めし」(※現在は販売終了)
2025年4月8日から全国(一部店舗除く)で発売されたメニュー「ニンニク野菜牛めし」。特徴は“野菜多め・味濃いめ・ニンニク強め”の本格的な二郎系に似た味付けで、背脂醤油ダレの別添も可能。自分好みにカスタマイズができる。価格は並780~890円、大盛・マシ盛は990〜1190円程度で、通常メニューに比べやや高めの設定だ。

③歌舞伎町の“コール無し”二郎系:「ラーメン 豚に恋してる」
2024年11月に新宿・歌舞伎町にオープンした「ラーメン 豚に恋してる」。居酒屋の一角を活用しており、朝5時まで通し営業。注文はタッチパネルの食券機で行い、「ヤサイ」「ニンニク」「アブラ」「カラメ」などの無料トッピングを選ぶことができる。
口頭で「マシ」「マシマシ」などの独特の“コール”が一切不要で、初心者にも優しい店舗システムとなっている。
通常の並サイズ(麺300g)〜超豚恋(450g)まで麺量を選択可能で、ミニ(150g)もあり、女性や初心者も挑戦しやすい。
持ち帰って店外で気軽に楽しむ
④ 鍋二郎ピクニック
元々あったラーメン二郎の持ち帰り(テイクアウト)文化「鍋二郎」を、「おしゃピク」(おしゃれなピクニックの略)などに代表されるようにピクニックが大好きなZ世代のライフスタイルに取り入れた行為だ。
Z世代を中心に、屋外で気軽に楽しめる二郎体験としてSNSでも人気が高まっており、その様子がTikTok上でバズっている。
そもそも、鍋二郎とは、ラーメン二郎各店が、客の鍋やタッパーにスープ・麺・野菜・豚を詰めて持ち帰り用に提供するサービスのこと。独特のコールや食べ残し禁止などのルールに縛られずに、気軽に味を楽しむことができる。


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