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《北朝鮮》わずか"5万円"の裏技旅で北朝鮮を体感した30代男性。そこで見た衝撃の光景と、深く感じたこと

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  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター
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ちょうどニュース番組の撮影をしていたようで、スーツを着た女性が北朝鮮を背景に、何かを一生懸命しゃべっている。当たり前の話かもしれないが、おそらく韓国は日本以上に、北朝鮮の動向に神経を尖らせているのだろう。

ニュースの邪魔にならないよう気を付けて移動した後、私は屋外(展望台)につながる扉を開けた。

川を挟んだ向こう側に北朝鮮がある(著者撮影)

本物の北朝鮮。展望台から見えた衝撃の光景

外に出ると、目の前に北朝鮮の国土が広がっていた。国土の8割くらいは緑色と茶色(山や木や土の色)で覆われており、のどかな雰囲気と言うべきか、「かなり田舎だな」という感想を抱いた。民家のような建造物もパラパラと確認できる。韓国側も北朝鮮側も、見張り台のような棟が立っている。

「すげぇ、これが本物の北朝鮮なのか……」

おもむろに上空を見上げると、灰色の雲が広がっていた。

展望台には10名くらいの人がいた。みんな興味津々で、固定式双眼鏡をのぞき込んでいる。どうやら双眼鏡は無料で利用できるようだ。いったいどんな景色が見えるのか……。生唾を飲みながら、私は接眼レンズに顔を近づけた。

展望台からの景色。川の向こう側が北朝鮮(著者撮影)
双眼鏡をのぞき込む観光客(著者撮影)

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【川の向こうに北朝鮮国民の人影を見る】

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