クラブW杯は全敗、30年でJ1優勝1回、埼スタ管理者から除外… 三重苦にあえぐ「浦和レッズ」が完全復活へ掲げる"のろし"
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クラブW杯で突きつけられた現実
Jリーグクラブで初の2期連続売上高100億円突破を果たし、Jリーグ屈指のビッグクラブの地位を改めて知らしめた浦和レッズ。しかしながら、6月のFIFAクラブワールドカップ(W杯)では海外の有力クラブを相手に3戦全敗。世界との実力差を突きつけられる格好となった。
シアトルとロサンゼルスで全試合に足を運んだ田口社長も「個の力の差を痛感しました」としみじみ語る。
「今の日本代表を見ると、国内組はほんのわずかで、大半が海外クラブに所属する選手たちです。彼らは強豪国のドイツやスペインをW杯の大舞台で倒せるわけですから、日本人選手が外国人選手と対等に戦えないわけではない。
やはり大きいのは、選手・チームの国際経験の差。男子の場合、海外遠征のチャンスは少ないですが、つねにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得し、4年に1度のクラブW杯に参戦できるような環境を作っていくのが理想です」(田口社長)


















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