《映画の年間興行収入を徹底比較》『国宝』『鬼滅の刃』で「25年の興収」は大盛り上がり!『天気の子』などで歴代最高の19年を上回れるのか?
そんな勢いのなか、『国宝』と『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が破格のヒットを記録。洋画でも、ブラッド・ピット主演の『F1/エフワン』は20億円、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は30億円を超えている。
シネコンの盛況ぶりからも、今年は例年と違うことを肌で感じる。世の中的には、歴代最高年間興収への期待が高まっているだろう。
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一部の“大ヒット作”と“それ以外”の二極化が進む

しかし、状況は複雑だ。
コロナ禍以降の映画興行で特徴的なのが、大ヒット作とそうでない大多数の作品の二極化だ。定番のアニメ人気シリーズや『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』など世の中的な話題となるイベントムービーが100億円を超えるスーパーヒットになる一方、興収20億〜50億円台のヒットが減少し、近年は10億円を超えればヒット作と呼ばれている。作品ごとのヒット規模は縮小しており、5億円にも届かない作品が圧倒的多数だ。
年間興収のTOP10には、100億円超えの作品がないコロナ前の年もある。それでも中規模ヒット作が多いことが全体を底上げしていた。そのゾーンが欠けている近年は、大ヒット作が生まれても、なかなか全体の年間興収が伸びていないのが実情だ。
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