軽井沢で静かな贅沢「北欧の暮らし」を味わう休暇 食やインテリアを楽しむホテルステイを《知る人ぞ知る静養の地》

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haluta hotelli still(ハルタホテリ シュテイル)の客室、ダイニングテーブルやソファ、ベッドがあつらえられている
haluta hotelli still(ハルタホテリ シュテイル)の客室、グランドルームタイプ(71.3m² / 利用人数:1〜3名)小さな一軒家ほどの広さがあり、暮らしを味わうことができる(写真:haluta)

避暑地として知られる長野県の軽井沢。国内外から多くの人が足を運んでおり、東京駅から北陸新幹線で1時間ほどというアクセスの良さも人気を後押しする。近年、私立学校が増えており、軽井沢とその周辺の街に移住者も増えている。

今回は人気の軽井沢中心地から少し足を伸ばし、追分(おいわけ)エリアにある、知る人ぞ知るライフスタイルホテル&ショップの複合施設「haluta hotelli still(ハルタホテリ シュテイル)」を訪れてみよう。にぎわいから離れた場所にある、森に包まれた静寂のエリアは、軽井沢の印象をきっと変えてくれるはずだ。

家具店とベーカリーとしてスタートしたhaluta

「haluta」といえば、軽井沢リピーターの間で話題にのぼるのが、かつて中軽井沢にあったベーカリー「haluta bageri」である。ゴールデンウィークなどの長期休暇ともなると店外に長蛇の列ができるほど人気店だった。

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国産の小麦と軽井沢の水を使用し、農薬や化学肥料を使わないのが特徴。「ルブロ」というデンマークの国民食であるパンが人気の一品で、“halutaラバー”はわざわざお取り寄せ注文をするほどだった。

そのベーカリーが突如閉店した。「人気店なのに、一体どういうことか」と驚いていたら移転とのこと。そして2023年に誕生したのが「haluta hotelli still」(以下、still)だった。“still(シュテイル)”とは、ドイツ語で「静寂」という意味だ。

【写真をもっと見る】軽井沢・追分エリアにある「haluta hotelli still(ハルタホテリ シュテイル)」では、北欧の日常を体験できる。客室やベーカリー、ヴィンテージ家具が揃うギャラリーの写真はこちら
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