「流山おおたかの森と比較されがち」「でも街づくりは異なる」…スマートシティの道を歩む「柏の葉」の地味にスゴい"実態"

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「ららぽーと柏の葉」
柏の葉シンボルのひとつ「ららぽーと柏の葉」(筆者撮影)
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なにかと隣駅の「流山おおたかの森」と比較されがちな「柏の葉」。「千葉のニコタマ」の異名を持つ流山に対し、どこか控えめイメージを持たれがちだが、実際にはここにしかない魅力がある――。
さまざまな街にある商業施設を、「どのようにして街を変えたか」という観点からレポートする本連載。今回は「柏の葉キャンパス」周辺を歩く。

つくばエクスプレスに揺られていると、流山おおたかの森駅を過ぎた。次の柏の葉キャンパス駅で降りようと構えていると、車窓に「ららぽーと柏の葉」とタワマンの景色が流れていく……。

そのまま茨城県の守谷駅まで行ってしまった。てっきり、柏の葉キャンパス駅にはどの電車でも行けるだろうと思っていたが、快速はとまらないらしい。

つくばエクスプレスの公式ホームページを見ると、2024年度の流山おおたかの森駅の1日平均乗車人員は4万2714人、柏の葉キャンパス駅は1万9821人と大きな差があった。流山おおたかの森駅は2路線、柏の葉キャンパス駅はつくばエクスプレスのみであることが一因だろう。

柏の葉は、流山おおたかの森と比較されがちな街だ。

二子玉川に「玉川高島屋S・C」を開発した東神開発が街づくりを主導し、駅前が洗練され、「千葉のニコタマ」と呼ばれることもある流山おおたかの森。対して、柏の葉はどのような街なのだろうか。

18年の時を感じさせない「ららぽーと柏の葉」の維持と進化

柏の葉は、「アメリカ空軍柏通信所」と「柏ゴルフ倶楽部」跡地の再開発を中心に、「柏の葉スマートシティ」の街づくりで発展した街だ。「柏ゴルフ倶楽部」の跡地には、2005年8月につくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅、2006年11月に「ららぽーと柏の葉」が開業した。

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