Uberが巨額資金を吸い寄せ続ける本当の理由 「運輸の未来」開く豪腕ぶりが投資家を呼ぶ

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Uberのトラビス・カラニックCEO(写真:ロイター/アフロ)

23日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、タクシー配車アプリ企業のウーバー・テクノロジーズ(Uber)が10億ドルを調達する計画だと報じた。過去5年間で8度目の資金調達となる今回は、同社の市場価値を600億〜700億ドルと見込んだ上で投資家が出資するという。今夏実施された前回調達の際の想定市場価値は500億ドルだった。

日本のUberは高級ハイヤー路線だというので筆者は試したことがないが、米国出張の際には頻繁に活用している。確かに、近くにいる契約車の位置が地図上に表示されて何分くらいでくるか分かるし、クレジットカードを登録してあるので車内で支払う必要がない。非常によくできたサービスだとは思う。

時代の変わり目とらえた豪腕に期待

なぜ、そんな高い評価額が付くのだろうか。特に技術が優れているわけではない。単なる配車アプリだ。

優れている点があるとしたら、経営陣の豪腕ぶりだろう。この会社はタクシー業界だけではなく、世界中の輸送システムをすべてひっくり返すつもりのようだ。

Uberのトラビス・カラニックCEOら経営陣がそんなことをできると思っているのは、今が時代の大きな変わり目だからだ。人工知能の急速な進化で、自動走行車が現実のものになろうとしている。人が動物や道具を操作してモノを運ぶ時代から、機械が自分で考えて動きモノを運ぶ時代へ変わろうとしている。馬車が自動車に代わった以上の大変革との見方もある。

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