SNS時代でも「幸せに生きる人は目立たない」のはなぜ?派手さよりも重要なのは「選択肢がない状態」を避けることだった

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むしろ盗難にでもあったら諸々のスケジュール上も困るし、ぶつけでもしたらそれこそ心が大きくへこむだろう。

そんなスリルは不要だ。

要はプライベートのことなので自分や家族が満足していればそれでよい、という話だ。

自分の人生や持ち物を他人と比べようなんて行為とも無縁なので、楽な人生とも言える。

他人の持ち物には当然興味ないし、何かを持っているまたは持っていない、というような表面上のことなんかで短絡的に人を判断することはもちろんしないし、できないと思う。

そもそも芸能人ではあるまいし、私自身の社会との接点は仕事をする能力を通じてのものであり、その能力が重要なのであって、自分のプライベートや人生を過度に世間にさらすことに価値はないし、むしろマイナスのほうが大きいと思っている。

したがって、目立たず、しかし自分が満足する人生であればそれが一番なのだ。

人生のポリシーを創り上げよう

繰り返しだが、上記はあくまでも一例であり、皆さんも何が重要なのかや、大切にしたい価値観や考え方をベースに、是非自分なりの人生の指針やポリシーを創り上げていってもらいたい。

そしてそういったポリシーを持っていることが、人生やキャリアで迷ったときの判断の指針となり、また将来的な後悔のネタをつぶしよりよい人生を送るための一助となるのである。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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