SNS時代でも「幸せに生きる人は目立たない」のはなぜ?派手さよりも重要なのは「選択肢がない状態」を避けることだった

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とはいえ、生き方やキャリアの方向性を考えるうえでどうしても迷走してしまうというか、どのように考えを整理すればいいのかがわからない、という人も多くいるのも事実であろうから、お節介ながら毎回「参考例」としての私自身の考え方なりを共有させていただいている、ということである。

良質だけど目立たない人生

さて、今回はそんな人生を生きるうえでのポリシーというか指針のようなものを一つ紹介したい。

生きるうえでのポリシーなんていうと小難しく聞こえるが、要は「こんなことを念頭に、人生における判断に迷ったときはその方針にのっとって判断しています」的なことだ。

「High quality and low profile」

私自身はそれを大切に思い、そして人生を生きるうえで重要視している。

「良質だけど目立たない人生」、とでも言おうか。

まずHigh quality。

良質というとなんか高級的なものを想像してしまうかもしれないが、物質的なクオリティの話ではなく、あくまでも「自分が考える幸せの形に近い生き方」のことである。

物質的な充実なんて人生のクオリティとまったく関係がないと思っているし、むしろそういった物に対する執着は人生における壮大な無駄だと思っている。

物質的な充実を過度に求める人は恐らく「今ある幸せに目を向ける」ということができない人なのだろう。

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