そもそも論としてだが、「仕事をしてその対価としてお金を稼ぐ」のはなぜか、というと生きるうえでの選択肢を増やすためのツールとしてのお金を稼ぐ、という側面もあるだろう。
お金というものは何かを実現するための手段なのだから当たり前の話だ。
いずれにしても、現状の変化なりを目的に行動を起こすか否かは別として、行動として選択しうる選択肢を常に持っている状態が重要、ということだ。
「恒産なくして恒心なし」ではないが、そういった選択肢を有していることが心の安定や現状に邁進できる心の余裕をもたらすのだ。
高級ブランドは不要
さて、次にlow profile。
要は目立たない、ということだ。
SNSの類を一切やってないことは何度も本連載において触れているが、一つの理由はこのlow profileの担保のためだ。
自分の立場を鑑みた際のリスク管理もあるのだが、夜な夜な飲み歩くこともしないし、不特定多数で騒ぐこともない。
着る服もロゴやブランド名がわかるような類は一切着ない。
ユニクロで普段は十分だし、休日にしてもマテリアルの質感が気に入っている某ブランドを着ることもあるが、それはロゴなりがまったくなく、どこの物かもわからないのもお気に入りの理由だ。
ファミリーカーも某国産メーカーのミニバン的なやつだ。
というとたまに「トップシェアメーカーの高級ミニバンですね」とか聞かれるが、まったく違うメーカーの価格も恐らく何分の一かの、しかももう10数年は経過している代物だ。
必要に迫られて車を所有しているが、家族や友人知人との移動の手段としか思っていないので、それで十分であり、そこに高級感は不要だ。
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