築40年超でも億ション…東京23区の流通中古マンション、7戸に1戸が1億円超に

不動産・住宅情報サービス「ライフル」(東京都)は、東京23区の中古マンションに占める流通価格1億円超の「億ション」の割合が15・5%となり、約7戸に1戸が億ションだったとする調査結果を発表した。建設費の高騰などにより、新築だけではなく中古でも億ションが急増している。
同社が運営するサイト「ライフルホームズ」に2025年1~6月に掲載された情報を分析した。港区では54・5%、千代田区では51・2%と半数超が億ションだった。一方、足立区ではゼロだった。
15年は1・0%、20年は3・4%と低い水準だったが、円安による資材価格の上昇や人件費の高騰、都心の地価上昇などで中古マンションの価格も上昇が続いているという。都心の一等地に所在する物件では、築40年超でも億ションで売り出されるケースが増えているとしている。
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