「地下鉄博物館」大規模改装、展示物どう変わる? 東京メトロが検討、施設の移転開業もあるか

地下鉄博物館に展示されている1001号車と301号車(筆者撮影)
全国でも珍しい地下鉄事業に特化した博物館が、東京都江戸川区、東京メトロ・東西線の葛西駅高架下にある。その名も、「地下鉄博物館」。
実物の地下鉄車両が展示されている人気施設
東京メトロのグループ関連財団である「公益財団法人メトロ文化財団」が運営を行っており、館内には東洋で初めての地下鉄車両1000形や、丸ノ内線で活躍した300形の実物が展示され、そのほかにもシールドトンネルのモックアップや、千代田線6000系のカットボディを使用した動揺装置付きのシミュレータなどがある。
展示物は東京メトロの前身である「帝都高速度交通営団(営団地下鉄)」が使用していたものがほとんどだが、1927年12月30日の開業当初、営団地下鉄のさらに前の「東京地下鉄道」から続いている貴重な資料を見ることができる人気の施設だ。
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