「猛暑の疲労を解消!」効果絶大なのに、それほど飲まれていない意外なドリンクとは?
ヒトは、生きるために24時間休むことなくエネルギーを消費して体熱を作り、血液を使って体熱を皮膚まで運んでいます。そして、必要に応じて、体温より低い外気温で体熱を冷ましています。
ところが、夏のように気温が高くなると、外気で体熱を冷ますのが難しくなります。その状態で力仕事やスポーツなどを行えば、筋肉を使うことでエネルギーが消費され、体熱はさらに高くなります。屋外であれば強い日差しが照りつけ、皮膚の表面の温度を上げます。
大量の汗が疲労の原因に。水分やミネラルが流出
そんなとき、体は汗をたくさん出して体温を調節しようとします。汗をかくことで水分が蒸発し、体温を下げることができるからです。汗の原料は血液です。汗の通り道になる汗腺の細胞がたくさんのエネルギーを使って血液から水分を取り出し、汗を作っています。
汗がだらだら流れ出る状態になると、もはや汗は蒸発しにくくなります。こうなると体温調節が難しくなって、エネルギーは消費される一方です。
そのうえ、汗をかくと、水分はもちろん、カリウム、ナトリウム、カルシウム、鉄などのミネラルも排出されて、体内のミネラルバランスが乱れ、ますます体に負担がかかります。
だから水分が不足しがちな暑い夏は、誰しも、どうしても疲れやすくなるのです。
では、夏場の水分不足による疲労は、どうやって防げばいいのでしょうか。
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