スウェーデンにあるヨーテボリ大学のマリア・ハートウィグは、52名の囚人(全員男性)と、52名のごく普通の大学生(男性23名、女性29名)に、俳優が強盗を演じ、目撃者が取調べを受けているビデオを実験的に作成しました。目撃者は24名いて、12名は真実を語り、12名はウソを交えてしゃべるのですが、そのウソを見抜けるかどうかを検証してみたのです。
すると囚人は65.4%の正答率でした。大学生はというと、57.7%。囚人のほうが、他人のウソも上手に見抜けることがわかったのです。
「心の逃げ道」まで奪うサイコパス
サイコパスや犯罪者は、自分がそうであるだけに人の善性などはこれっぽっちも信用しておりませんし、人は天使ではなく悪魔だと思っています。基本的に疑り深いタイプですので、他の人のウソも見抜いてしまうのかもしれません。
サイコパス上司にウソは通用しませんから、仕事中の息抜きもできません。
その意味では、気が休まらない状態で仕事をしなければならず、精神的に苦しい思いをすることでしょう。
つまりサイコパス上司は、あなたの時間だけでなく、心の「逃げ道」まで奪い去ります。
相手が変わることを期待しても、その可能性はほぼありません。
だからこそ、知識を武器に、自分を守る術を持つことが必要です。
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