激安エアラインの時代 なぜ安いのか、本当に安全なのか 杉浦一機著
関空─札幌間、関空─那覇間、成田─札幌間が980円、佐賀─上海間3000円、羽田─クアラルンプール間5000円。これらはいずれも航空運賃だ。キャンペーン価格なのだが、それにしても安い。今や、航空自由化によって、こうした航空運賃の価格破壊が起こっている。
この現象は、格安航空会社(LCC=ロー・コスト・キャリア)によってもたらされた。なぜこれほど安くできるのか、安全性はどうかなど、キャンペーン価格は多くて1割程度というLCCのからくりをはじめ、航空アナリストの著者が詳細に解説する。
併せて、LCCで出遅れていた日本が、今後、アジアのゲートウェイとして躍進するための施策も検討する。
平凡社新書 819円
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