「暑い…キンキンに冷えた水をいつでも飲みたい」に応えたワークマンの《980円ペットボトルホルダー》炎天下の徹底検証でその保冷力に驚いた
ちなみにこの検証では2~3時間ほど、ホルダーに直射日光が当たっている。ホルダーを持った瞬間「熱っ!」となり、すべて液体(お湯)になってるだろうと思っていた分、驚きを通り越して私は感動・感激した。
すっかり神アイテムのファンになった私は、ワークマンへ「商品について詳しく知りたいので、ぜひ取材させてください!」と連絡を入れた。
使えないから捨てた…。神アイテムが乗り越えてきた「不満の声」
快く取材に応じてくれたのは、ワークマン広報部の松重尚志氏だ。笑顔の爽やかな男性社員で、出身は鹿児島。今は埼玉に住んでいるらしい。

――今日はよろしくお願いします。まずはペットボトルホルダーの販売個数について教えてください。
2022年7月から販売を始めまして、2025年7月17日まで(※取材時点)で累計販売個数は42万個です。
毎年4月頃から少しずつ売れ行きが伸びていき、8月末頃までは、お客様の需要が高い状態が続きますね。
――どのような経緯、キッカケで開発されたんですか?
弊社の社員が街を歩いてる際、凍らせたペットボトルを床に置いている、警備員さんの姿を目撃したんです。冷たい状態を長く維持したい願望や、水筒を洗う手間など「現場の声」を聞いていった結果、本製品の商品開発につながりました。
――商品開発の際、苦労した点はありますか?
最も苦労したのは「どうやってペットボトルをピッタリ収納させるか」です。ペットボトルって、実は大きさがバラバラなんですよ。ホルダーにきちんと収まらないと、例えばキャップの開け閉めに不具合が生じたり、そもそもホルダーにペットボトルが収まらないなどの問題が生じます。どのような形状にもハマるよう、試行錯誤を繰り返して今の形になりました。
実はペットボトルホルダーの販売を始めた2022年に、お客様から「ホルダーに入り切らない」「使用できないから捨てた」といった声が寄せられたんです。私たちワークマンは「声のする方に、進化する」という精神を大切にしています。商品の形状を徹底的に見直し、600mlのペットボトルにも一部対応できるようにするなど、発売後も改良を続け、現在に至っております。
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