「やる気が出ないときは松岡修造さんを見る」が心理学的にもオススメだという根拠。「くよくよ」していい!大事なのはリカバリー方法
お金を稼げているだけですごい。お金をもらうために頑張ろう。そうやって踏ん張っていれば、少しずつでも必ず収入や成果は上がり、心も強くなっていきます。
年相応なんて気にしない!「若作り」で若々しく
「いい年して、あんな格好して」「若作りはイタい」
そんな言葉が気になって、本当は着たい服を我慢していませんか? 年齢とともに「年相応に」と言われる機会は増えますが、好きな服やヘアスタイルを楽しみ、若々しくふるまう“若作り”は、見た目だけでなく、心と体にまで前向きな影響を与えることが、心理学の研究でわかってきています。
米国ハーバード大学のエレン・ランガーは、1979年に高齢の男性たちを「20年前の世界」にタイムスリップさせるような実験を行いました。家具、音楽、テレビのニュース番組まですべて1959年当時のもので統一し、参加者には「20年前の自分になりきって過ごす」ように求めたのです。
21週間の滞在のあと、驚くべき変化があらわれました。視力や関節の柔軟性、姿勢が改善し、計算能力や空間認識能力も向上。さらに、参加者の写真を無関係の人に見せて「この人は何歳だと思いますか」と尋ねたところ、実年齢よりもはるかに若く見られたといいます。
この壮大な実験は、「人は“何歳として扱われるか”によって心身の状態が変わる」という仮説を裏づけるものとして、世界中で大きな注目を集めました。
この考え方は、私たちの日々の装いにも通じます。心理学では「ドレス効果」と呼ばれる現象があります。これは、着る服が、その人の思考や行動に影響を与えるというもの。
たとえば、スーツを着ると「デキる人」になったような自信が生まれたり、白衣をまとうと「人にやさしくあろう」という気持ちになったりする。 こうした変化は、その服が持つイメージや役割を、私たちが無意識に自分に重ねているからだと考えられています。
つまり、若々しい服を着れば、心のなかにも「元気」「明るさ」「前向きさ」といったイメージがしみ込んでいきます。そして、服の雰囲気に、気分やふるまいまで引っ張られていくのです。「もうオバサンだから」「俺も年をとった」と思えば、外見も内面も老けます。
けれど、「自分は若い!」と思えば、そのマインドセット自体が心身にアンチエイジング効果をもたらすのです。「若い」と思うために、いちばん手っ取り早いのは、見た目を変えることです。
ファッション、メイク、ヘアスタイルを変えれば、それだけで気分がパッと若返ります。若い世代に、洋服を見つくろってもらうのもいいでしょう。
お店のスタッフに「5歳若く見えるものを選んでください」と頼んでみるのも楽しい発見がありそうです。お子さんがいるなら、子どもと服をシェアするのもおすすめ。
なかには「イタい」なんて意地悪を言う人もいるかもしれませんが、それは若々しい姿へのやっかみ。多くの人は、自分らしい装いを楽しむ姿を、憧れの目で見るはずです。
また、若々しい装いの効果で見た目年齢も若返っていけば、誰も「イタい」なんて言えなくなります。周囲の目なんて気にせず、「自分の好き」を選びましょう。年齢はただの数字です。年相応より、“自分相応”で生きるほうが、ずっと若々しくて、ずっと自由でいられます。
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