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どこか似た者同士ともいえる「トランプとプーチン」 2人を結びつける《ストロングマン》への強いこだわりとは

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  • 佐藤 優 作家・元外務省主任分析官

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トランプとプーチンの「気が合う」理由について解説します(写真:metamorworks/PIXTA)
トランプとプーチン――。今や世界中を振り回しているこの2人の大統領の個人的関係は非常に良好なことで知られていますが、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏によれば、その背景にあるのは政治的なスタンスの共通点だといいます。
ともに「ストロングマン」というあだ名で呼ばれる2人の、あまりにも似通った政治戦略と交渉方法について、佐藤氏の著書『トランプの世界戦略』から一部を抜粋・編集する形で解説します。

「非常に良好」な個人的関係のトランプとプーチン

世界最大の超大国アメリカのリーダーであるトランプと、大国としての存在感を維持しているロシアの指導者プーチン。両者の個人的関係は非常に良好であることで知られている。

第1期トランプ政権で大統領補佐官を務めたジョン・ボルトンは「トランプはプーチンを友人と思っている」と語っている。また、ルーク・ハーディングも著書のなかで、トランプによるプーチン評をこう伝えている。

〈(……)トランプはプーチンのことを「非常に聡明」だと称賛している。プーチンは事実上、この地球で唯一、トランプから罵倒されることのない人物(……)〉(ルーク・ハーディング『共謀 トランプとロシアをつなぐ黒い人脈とカネ』高取芳彦ほか訳、集英社、2018)

いずれの証言からも、トランプがプーチンのような人物を非常に好んでいることは明らかである。

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