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キャリア・教育 #浪人したら人生「劇的に」変わった

遊びの誘惑に勝てなくて5浪…なんとか国立医学部に合格した彼が「浪人ありきで考えてはいけない」と力説するワケ

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石戸さんは、現在、内科医として訪問診療をしながら、大学1年生のときに創立した医学部専門の学習塾「医学部進学会」の経営を、現在に至るまで17年間続けています。医学部を卒業し、医師免許取得後は医大生の進級をサポートする塾、医学部進級対策ゼミ「医進ゼミ」も設立しました。

時間を無駄にしないで

「塾を始めた当初、生徒さんはたった7人だけでした。自分が理想とする教育を届けるために、自分ひとりで授業も面談も行うと決めて最初の2年間は人も雇わず四六時中、塾生さんのことを考えて指導に励んでいました。

授業をする石戸さん(写真:石戸さん提供)

その甲斐もあってか、初年度は塾生7人のうち5人が、岡山大学医学部、北海道大学医学部、金沢大学医学部、長崎大学歯学部、慶応義塾大学理工学部に合格しました。

余談ですが、そのときの塾生から、メッセージ付きのくまのぬいぐるみをもらいました。その中には『先生がいなかったら今の私はいないです』などうれしい言葉が書かれていて、今でも1番の宝物として大切に持っています。

医学部受験塾をしていて思うことは、僕自身もそうですが、『今の成績がダメだから浪人するしかない』と思う人がけっこういます。ですが、浪人をすることは当然ではないので、浪人ありきで物事を考えるのはやめてほしいなと思います。

一生懸命やった結果、手が届かなかったときに親に許可してもらって周りにサポートしてもらいながらできるのが浪人です。浪人すること自体が悪いとは思わないですが、浪人させてもらえたことを『ありがたい』と思って、僕みたいに時間を無駄にすることなく、一生懸命頑張ってもらいたいと強く思っています」

中学時代に思い描いた2つの夢であった医師と経営者。その両方を叶えた石戸さん。これからも医師と塾経営で、健康と受験に悩む人々の人生を変えていくのだろうと思いました。

石戸さんの教訓:浪人ありきで物事を考えてはいけない

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