日本の餃子が世界で愛されるようになった理由とは? カンヌライオンズで注目を集めた「日本食のクリエイティビティの秘密」

「食」と「クリエイティビティ」
本田哲也: 我々のセッションにようこそ! さあ、カンヌライオンズの初日です。どうですか? ワクワクしていますか? 世界中100を超える国の人々が、このカンヌライオンズに集まっています。いろんな人、いろんな背景、いろんなアイデアが集まっていますが、私たちに共通するものが1つあります。それは……「クリエイティビティ(創造性)」ですよね? もちろんです。これこそがカンヌライオンズの本質です。
でも、もう一つ私たちに共通するものがあると思うんです。それは「食べ物への愛」です。ここにいる皆さんで、食べるのが嫌いな人って…いますか? じゃあ正直に、もう今日ロゼワインを飲んだ人は?……まだ?(笑)。今日はそんな「食」と「クリエイティビティ」、みなさんの大好きな2つをつなぐセッションです。それでは始めていきましょう。
(ビデオを上映)
本田:それでは、スピーカーのお二人をお迎えしましょう。シェフの松嶋啓介さん、そして味の素㈱ 欧州アフリカ本部長の森妹子(まいこ)さんです。盛大な拍手を!
森妹子:こんにちは。
松嶋啓介:こんにちは。
本田:森さん、松嶋さん、お気持ちはいかがですか?
森: ちょっと緊張していますね。
本田:松嶋さんはいかがですか?
松嶋:私はリラックスしています。いつも通りです。
本田:ここは松嶋さんの「地元」ですものね?
松嶋:はい、地元なので緊張しませんね。フランス語で話したいくらいです(笑)。
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