遊びや食事、お風呂やトイレ…日常のあちこちに仕掛ける"学びのフック"。《戦略的ほったらかし教育》実践のヒント

「戦略的ほったらかし教育」に取り組む時には、3つのStepがあります。Step1は「見える化」、Step2は「対話」。そして、Step3は「探究の入口に誘う」です。
本記事では「Step1:見える化」と「Step2:対話」の具体例を紹介していきます。子どもが自然に学び始めるきっかけを、日常のあちこちに用意しましょう。
ゲームや遊びの中の仕掛けと対話
【特産・名産都道府県トランプ】
ネットショッピングサイトでトランプと検索すると、とんでもない数がヒットします。その中で、何を買おうか迷ったときには「特産・名産都道府県トランプ」がおすすめです。
このトランプには、都道府県・特産・名産品・県庁所在地・東北地方などの地方名が書かれています。
たとえば、このトランプを使ってババ抜きをする際には、同じ数字のカードをセットで捨てるときに、「秋田県、なまはげ」などと都道府県と特産・名産品などを言ってから出すといったルールを設けます。
子どもが「え?なまはげって何?鬼?」とつぶやいたら、そこから対話がスタートします。親が深い知識を持っている必要はありません。
「『悪い子はいねがー』って叫びながら子どもたちのところに来るらしいよ」などと言って、あとから一緒にYouTubeでなまはげの映像を観るのもいいでしょう。
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