スターバックスは皆さんの経験を語り継いでいきます--ハワード・シュルツ会長が東北の地で語る
しかし何よりも重要なのはスターバックスが大切にする価値観や、ミッションや行動指針を保ちながら前へ進んでいくことです。スターバックスは、どれぐらいの利益を上げているか、どれだけの売り上げを上げているかをレジに打ち込んで決まる存在ではありません。われわれの会社の価値は利益性と人に対する共感の気持ちのバランスによって決まるのです。そして皆さんが知り合いや家族に誇りを持って「自分はスターバックスで働いているんだ」と言えるような会社であり続けます。
今回、本当に残念なことですが皆さんは東日本大震災を経験されました。その中で人間の命のはかなさを学びました。一方で目の当たりにしたのは愛情であり、人間らしさです。自分の身をなげうって相手のことを考えることも学びました。スターバックスはそのことを決して忘れません。
われわれはこれからも皆さんや家族の方をサポートし、早く復興できることを約束します。そして皆さんの経験を何度も繰り返し、世界のスターバックスで語り継いでいくことでしょう。
(松浦大 =東洋経済オンライン)
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