eスポーツときど選手が勝ち続けるためにしていること → 筋トレ週3回、負荷100キロでスクワット、食事管理も徹底、練習は1日10時間
近年は、「アジア版五輪」と称される「アジア競技大会」など、体を動かすスポーツを主に行う総合大会でも、正式競技として実施されている。アジア大会では、18年インドネシア大会で公開競技となり、23年中国・杭州大会は正式競技入り。愛知県と名古屋市が共催する26年アジア大会でも実施される。
五輪を主催する国際オリンピック委員会(IOC)も、eスポーツの五輪として「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」を創設し、27年にサウジアラビアで第1回大会が開かれる。
スポーツ界がeスポーツを迎え入れるのはなぜか。IOCのデジタルエンゲージメント・マーケティング部門責任者のレアンドロ・ラルサ氏は、「若者に人気のeスポーツは、スポーツや五輪に興味がない層の人々を引きつける有力な手段になり得る」と期待を寄せる。
若者を中心とした競技人口は、世界中で1億人以上と言われる。市場規模は右肩上がりで、23年の国内市場は146億8500万円。25年には200億円に迫る勢いだ。eスポーツは若者のスポーツ離れを食い止める「救世主」と期待されている。