ZOZOマリンスタジアムが幕張メッセ駐車場に移転、2034年ごろ開業
プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアムについて、所有する千葉市は、幕張メッセ駐車場に移転して建設すると22日に発表した。2026年ごろまでに事業実施の判断を行い、34年ごろの開業を目指す。
基本構想案の骨子によると、概算事業費は約650億円で、内訳はスタジアム整備費が約600億円、周辺インフラの整備などで約50億円。公的資金と民間資金による調達で賄う方針だ。
収容人数は1割増やして3万3000人前後とし、観客席上部に屋根の設置を検討。野球場やコンサート会場のほか、アーバンスポーツなどを体験できるスペースを加える方向で調整している。
ZOZOマリンスタジアムは開設から35年が経過し、老朽化への対応が課題となっている。千葉市は新たなスタジアムのあり方を検討する中、建て替えケースとして「屋外型」、「固定式ドーム」、「開閉式ドーム」の3つの案を23年に公表していた。
著者:沢和世
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