「家事ができないよう少女の指を…」泥沼化するアフリカ・スーダン内戦で見た”理不尽な暴力”と”飢餓”のリアル

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国境なき医師団では現在、日本からの派遣を含む約1800人のスタッフが医療援助にあたっているが、膨大なニーズを私たちだけで満たすことはできない。子どもの栄養失調や、コレラ、麻疹などの感染症が広がる中で、何百万人もの人々が必要な医療を受けられずにいる。

こちらは国境なき医師団(MSF)の活動ニュースからの提供記事です

医療を届けようとしても、通行の許可が下りない、物資の輸送が阻まれるなど、「人道アクセス」の制限にも直面している。

国境なき医師団はすべての紛争当事者とその支援勢力に対し、民間人、人道援助および医療関係者の保護を徹底し、援助物資と援助スタッフの移動に関する制限をなくすよう、改めて呼びかけている。

「忘れられた紛争」にしない

スーダンの人々の命を守るために、国際的な援助を拡充しなければならない。日本政府はスーダンへの支援に尽力しているが、援助を削減する国が増える中、継続的な資金援助や、人道アクセスの改善、紛争調停などにおいて、日本が果たすべきさらなる役割への期待は大きい。

市民1人ひとりの関心も不可欠だ。スーダンで起こっている危機を、「忘れられた紛争」にしてはならない。

スーダン・南ダルフール州の避難民キャンプに暮らす親子。女性は国境なき医師団の栄養支援を受けている=2024年12月(© Abdoalsalam Abdallah)
国境なき医師団 非営利の医療・人道援助団体
こっきょうなきいしだん / Kokkyonaki ishidan

民間で非営利の医療・人道援助団体。紛争地や自然災害の被災地、貧困地域などで危機に瀕する人びとに、独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を届けている。現在、世界約75の国と地域で、医師や看護師をはじめ4万9000人のスタッフが活動。1971年にフランスで設立、1992年には日本事務局が発足した。日本国内では、援助活動に参加する人材の採用・派遣、人道危機や医療ニーズを伝える証言・広報活動、現地医療活動を支える資金調達などを行っている(2022年実績)。

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