そんななかでiPhoneを買えば、場合によっては2年分割払い契約などとなる。
友達と飲みに行けば、都会の高い酒代を払わないといけないことも少なくない。
たまの休日にデートすれば、高い食費、交通費、
彼女彼氏がいるならばまだましで、若者たちの結婚率は下がる一方
2023年の出生数はついに80万人を割りました。戦後のベビーブームのときの約3分の1です。
これでは日本の人口減少の下り坂曲線も急角度になる一方で、ゆるまることも期待できません。
「リモートワーク」も揺り戻しで減ってきている現実
これまでは「トカイナカ」と呼ばれる都心から1.5時間から2時間の中山間などのエリアに住むと「仕事がない」と言われていました。
コロナ禍をきっかけに「リモートワーク」が普及し、以前に比べたら若干条件はよくなって、毎日出社しなくてもいいビジネスパーソンが増えました。
それでもコロナ禍が明けると「揺り戻し」がきて、リモートワークが許されるのは週に3日だけとか、完全リアル出社という会社も増えています。
これでは都会から離れられない。一度はトカイナカに引っ越したけれど、また都会に戻らないといけない。
そんな若者が増える一方です。
結局、別の記事(『森永卓郎さん(享年67)が最期に問うた日本人への疑問「東京にこだわり、高コストで暮らすことが、本当に幸せですか?」』)でも述べたように、手取りが少ない若者も都会にしがみつくことになるのです。
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