「強い職場」に共通する30代の活かし方[第5回・最終回]--震災後、これからの働き方

「強い職場」に共通する30代の活かし方[第5回・最終回]--震災後、これからの働き方

東日本大震災を通じて、自分はどう生きるべきなのか、どう働くべきなのかについて考え直した人も多いだろう。命の尊さや、つながりの大切さ、お互いに助け合うことのすばらしさを再確認した人もいよう。

日々の生活において、私たちはさまざまな困難に出合う。一生懸命に働いても昇進も昇格もできない現実があるかもしれない。組織や上司の理不尽さに納得がいかずに、立ち止まってしまうこともある。日本全体が閉塞感に包まれ、組織全体でも閉塞感に包まれているような感覚を持っている人も多いかもしれない。

しかしながら、東日本大震災が私たちに教えてくれたことは、いかなる困難があっても、私たちはそれを乗り越えていくことができるという可能性ではないだろうか。一人ひとりが、自らの意思を持ち、その意思を通じて「貢献」していくことの大切さを教えてくれたのではないかと感じている。

働く目的を見つめ直す傾向~社会への貢献

人は何のために働くのか? もちろん、生活のため、おカネを稼ぐためという人もいるだろう。もちろんその側面はある。このこと自体は否定しない。ただ、単におカネのためだけではなく、働くことを通じて、「貢献」することを、あらためて見直すタイミングが来ているのではないだろうか。

松下幸之助氏は「企業は社会の公器である」と言った。氏の考えによると、企業というのは、社会に貢献するために存在しているということになる。ただ、実際に働いている中で、社会に貢献している意識を持てている人は少ないように思う。

 

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