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上野東京ライン「川口停車」次に続く駅はあるか 「ホーム新設して停車」求める駅はほかにもある

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常磐線の新松戸駅では、地元の松戸市が現在はホームがなく通過している快速の停車を検討している。市によると、検討を開始したのは「2017年ごろから」(担当者)。現状では要望活動などはしていないという。

同市は3月、2022~2023年度に実施した整備効果などの調査結果を公表。快速が停車すれば、上野駅や東京駅など都心部への所要時間は3分以上の短縮が見込まれるとしている。

調査結果の資料によると、市が2021年にJRに依頼した調査設計では、ホームの新設など駅の改良工事費は約232億円で、施工期間は10年。数値が1を上回ると整備効果があるとされる「費用便益比」は、工事費の高騰などを見込んでも30年間で1.45、50年間で1.80となり、費用対効果があるとの試算だ。

川口に次ぐ駅は出てくるか?

ただ、こちらも課題は多い。調査結果では財源について「鉄道事業である駅等改良工事について、松戸市が補助金を確保し、起債することは現状で見込めない」としている。市によると、これは鉄道事業の補助金は事業者による活用が前提であり、市が主体になると申請などが難しいためという。費用負担なども含め、今後さらに検討を深めるべき点は多そうだ。

川口駅に停まる京浜東北線と通過する上野東京ラインの列車。ホームを設置して通過列車の停車を求める声は各地にある(記者撮影)
【写真をもっと見る】京浜東北線が停車する鶴見駅と、付近を通過する横須賀線や湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線など

ホームのない線路を高速で通過していく列車がこの駅に停まってくれたら――。各地の駅で、そう思っている利用者や自治体関係者は少なくないだろう。一方でホームの新設は多額の費用が必要となり、鉄道会社や他駅の利用者から見れば、停車駅の増加がメリットとならない面もある。今後、川口駅に次いで「ホーム新設・通過列車の停車」が実現する駅は出てくるだろうか。

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