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なぜ、娘は母の呪縛から逃れられないのか 結婚が決まると見えてくる「親」という毒

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  • 石井 希尚 恋愛・結婚カウンセラー、牧師
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この毒は非常に厄介なものです。潜伏期間に悪さをしなかっただけで、条件がそろうとアクティブになるという性質を持っています。

親毒の影響は、結婚を前に顕在化する

どんな人であっても、親毒の影響が一気に顕在化するのが、本気で結婚しようと思ったときです。自分がいかに親の影響を当たり前に感じていたかを、おそらく誰もまざまざと見せつけられるとき、それが結婚なのです。

結婚が決まると、2人はさっそく結婚式の準備を始めます。この時期のカップルがいちばん壊れやすい状態です。それまでは2人だけのロマンスを楽しんでいたのに、具体的に式の準備を始めた瞬間から「親の意向」が登場し、それに対応しなければいけなくなるからです。

結婚式場をどこにするかから始まり、招待客の数、料理の値段、引き出物の種類など、決めることが沢山あります。結婚式に切っても切れない諸々を決めていく中で多くのトラブルが発生します。

親と無関係に2人だけで好きなように決められればいいのですが、なかなかそういうわけにはいきません。自分の親の意向や、相手の親の考えを無視できない場面が多くなってくるのです。

いちばん厄介なのは、自分の親と相手の親の考えが違うときです。相手の親と自分の親との間に入って調整役をしなければならなくなります。

この段階で、2人の「自立度」が試されます。別の言い方をすれば、親毒に対する「耐性」が試されることになるのです。

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