【2025秋発売予定、名車復活のシナリオ】ホンダ新型2ドアクーペ「プレリュード」の復活劇。その歴史を初代から振り返る

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ほかにも5代目では、AT(オートマチック・トランスミッション)車ながら、マニュアル車のような操作感を味わえる「Sマチック」も採用。通常のAT走行を行う「D」レンジに入れているときに、シフトレバーを右側に倒すとマニュアルモードに切り替わるシステムだ。マニュアルモード時は、シフトレバーを前後に動かすことで変速操作が可能。シーケンシャル・スポーツシフトとも呼ばれたこの機構は、アコードや「インスパイア」など、プレリュード以外のホンダ車にも数多く採用された。

また、旋回時にさらに安定したブレーキ性能を実現する「アクティブ・コントロールABS(タイプS専用)」や、4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンションも熟成タイプを搭載。これらにより、快適性と運動性能を高次元で両立したモデルとして評価された。

2025年秋、6代目プレリュード

6代目プレリュードのスタイリング
6代目プレリュードのスタイリング(筆者撮影)

そして、6代目プレリュード。2001年に販売終了となった5代目から20年以上の時を経て復活する新型だ。このモデルのプロトタイプは、2023年10月のジャパンモビリティショーで世界初公開された。車体には、元祖と同じクーペスタイルを採用しつつも、より流麗なフォルムとすることで、現代的スポーツカーのテイストを加味していることが特徴だ。

次ページ2025年秋発売予定の新型プレリュードについて
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事