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【2025秋発売予定、名車復活のシナリオ】ホンダ新型2ドアクーペ「プレリュード」の復活劇。その歴史を初代から振り返る

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また、歴代モデルと同様、その当時の先進テクノロジーの数々を搭載したことも注目だった。とくに高性能グレードの「タイプS」には、2.2L・DOHC VTECの専用エンジンを搭載。当時の量産エンジンとしては極限に近い220PSもの高出力を生み出した。

世界初のATTSを採用

5代目プレリュードのリアビュー(筆者撮影)

同じくタイプSの専用システムとして、世界初の「ATTS(アクティブ・トルク・トランスファー・システム)」も搭載した。これは、コーナーの旋回状態に応じ、エンジンの駆動力を左輪と右輪で異なった量に配分するシステムのこと。一般的なクルマは、ステアリングの操作によりタイヤの向きを変えることで旋回し、エンジンが発生する力は駆動のためだけに使用する。そのため、駆動力は左右のタイヤで常に均等な伝わり方をする。

一方、ATTS搭載車は、旋回の状態に応じ、たとえば、内輪の駆動力を減らし、外輪へ多く配分するといった制御を行う。これらにより、ステアリング操作による旋回力を助長する作用が生まれ、より優れた旋回性能につながるという。

ちなみに5代目プレリュードで採用されたATTSは、2004年に登場した4代目「レジェンド」に搭載した「SH-AWD」に進化。4輪の駆動力を自在にコントロールする世界初の4WD機構だ。さらに2016年に登場した2代目NSXでは、SH-AWDをより発展させた「スポーツハイブリッドSH-AWD」を採用。これは、エンジンと3つのモーターを組み合わせた3モーター式ハイブリッドシステムで、ドライバーのアクセル操作に瞬時に反応するリニアで力強い加速を実現し、まさに現代のスーパーカーといえる圧巻の走りに貢献した。

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【2001年にプレリュードの車名が消滅、そして6代目の復活】

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