【2025秋発売予定、名車復活のシナリオ】ホンダ新型2ドアクーペ「プレリュード」の復活劇。その歴史を初代から振り返る

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また、2025年1月の東京オートサロン2025には、外装にエアロパーツを装着したバージョンが登場する。ホンダによれば、今回お披露目された仕様は、「(東京オートサロン2025の仕様と比べ)フロントバンパーやリアフードのエアロがないバージョン」。また、「左ハンドル仕様である以外は、市販車にかなり近いプロトタイプ」だという。なお、ホイールについても、前回(東京オートサロン2025)の仕様では20インチを履かせていたが、今回は19インチタイプを採用。タイヤサイズは前後共に235/40R19となっている。

ハイブリッドスポーツとしての復活

6代目プレリュードのリアビュー
6代目プレリュードのリアビュー(筆者撮影)

機能面での注目点は、独自の2モーター式ハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載することと、e:HEV向け新技術「ホンダS+シフト」を採用することだ。これは、ハイブリッド車ならではの高い環境性能はそのままに、加減速時に緻密にエンジン回転数をコントロールすることで、ダイレクトな駆動レスポンスと鋭い変速を実現するという機構だ。一般的にハイブリッド車は、電気式CVTなどを搭載するため、パドルシフトを持つモデルでも減速度を変更できるだけで、変速時のフィーリングは擬似的な感じとなる。

一方、ホンダS+シフトでは、メカニカルな変速機構を持たないe:HEVながら、ステアリングに備わるパドルシフトの操作を行うことで、まるで有段ギアを変速したようなリニアな変速レスポンスを味わえるという。

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