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「抹茶ビールや抹茶讃岐うどんが販売」「浅草寺で寝転ぶ外国人も…」 久々に「浅草」に行った私が"衝撃"を受けた理由

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
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それ以外にも「浅草メンチ」などは大人気で国内外を問わず、さまざまな人が集まっていた。結局、人気の店舗は国内外問わず、人が集まっている。

SNSやテレビなどでも取り上げられることの多い「浅草メンチ」(筆者撮影)

ちなみに、台東区によれば、浅草地域を訪れる日本人観光客の年齢層で最も多いのは20〜24歳。実は、日本人で見れば若い層が浅草に集まっているのだ。

しかし、1983年に東京商工会議所がまとめた「盛り場イメージランキング」で浅草は「ダサい」街の筆頭としてあげられたほど。日本人の特に若い層からのイメージは長い間振るわなかった。

このような状況から浅草が復活してくるのは、2005年につくばエクスプレスの浅草駅が開業したことや、2012年の東京スカイツリー開業、そしてコロナ禍での海外観光客激減による国内観光客誘致などがあってのこと。徐々に現在のようになってきた。

その意味では、インバウンド、国内観光客ともに人気の街になっているといえる。単なる「インバウンド向けのテーマパーク」ではないのだ。

観光客向けのこまやかな配慮があった

「インバウンドが多い」なんていうと、とかく近年は評判が悪い。ただ、浅草ではこうした問題が看過できないほどかといえば、そうではない。

じゃらんリサーチセンターによれば、台東区民への調査を行った結果、浅草をはじめとした台東区は「オーバーツーリズム状態には達していない」という結果が出た。かなりの量の観光客を集めている割には、そこそこ観光地としては成功しているのではないか。

この理由について一つ感じたのは、「多くの人が満足できるように」という配慮がさまざまなところで見られることだ。

私が驚いたのが、浅草寺の本堂前に着いたとき。実はいま、本堂の前は芝生広場になっていて、まるで外国の公園のようなのだ。

ここ、浅草寺です(筆者撮影)

確か自分の記憶では、ここはアスファルトか石畳で、地べたに座るなんてことはできなかったはず……。それが、今は座ったり、寝っ転がったりして休む人々が多い。

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