パレスホテル社長「ゼンティスブランドの東南アジア出店もありうる」。吉原大介氏インタビュー

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──大阪ではゼンティスを展開しています。

ゼンティスは手の届くラグジュアリーをテーマにしている。レストランやラウンジ、バー、ジムなどはあるが、ルームサービスやエスコートサービスはない。

稼働率や単価は想定どおりだ。大阪は客室単価が低い市場なので24年の平均単価は2万3100円だが、東京で開業したら5万〜7万円は取れるのではないだろうか。

ゼンティスは東京や福岡、京都など主要都市で開業したい。主要都市にある程度出店できたら、将来は東南アジアに出ていきたい。

今後はいずれMC(管理運営受託)で展開したいが、不動産オーナーは会員数が多い外資系を好む傾向がある。MCにこだわらずリースなど幅広く検討したい。

初MCの台北を成功へ

──パレスホテルブランドで今後出店の可能性はありますか。

皇居の近くに位置するパレスホテル東京(撮影:今井康一)

MCでの展開を検討している。まずは台湾を足がかりにしたい。ゼンティスと比べて立地や土地の大きさにそうとうこだわるので展開スピードは速くないだろう。グループ全体で計画も含めて30年には10施設を目指したい。

初のMC出店となる台北ではパレスホテル東京と同じインテリアデザイナーを入れ、客室の位置などのゾーニングやインテリアデザインを議論し、前に進んでいる。パレスホテル初のMCなので、トラックレコードをつくることが重要だ。

本記事はダイジェスト版です。詳報記事は「東洋経済オンライン」のサイト上でご覧いただけます。

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星出 遼平 東洋経済 記者

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ほしで・りょうへい / Ryohei Hoshide

ホテル・航空・旅行代理店など観光業界の記者。日用品・化粧品・ドラッグストア・薬局の取材を経て、現担当に。最近の趣味はマラソンと都内ホテルのレストランを巡ること。

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