服・時計・PC・文房具…仕事で使う物に”こだわり”が《ある人とない人》の差とは?物の価値の本質を考えれば《選ぶべき物》が見えてくる!

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仕事においてはスーツを着る、というヒトは多いと思う。

一日の大半を過ごすだけではなく、少なくとも仕事をしている時間帯はずっと身に着けている、と考えるとやはりそこにも自分なりのこだわりやベストを持っていることは大切であろう。

動きやすい、座っていても苦にならない、はもちろんのこと、周囲への配慮ももちろん大切だ。

かくいう私自身は仕事においてスーツを着ることは稀なので、身に着けるものの選択基準は若干異なる。

簡単に言ってしまえば、

週末や休日→着たいものを着る
仕事→周囲と調和し、相手にとって失礼のない、そして時間節約の為、毎日選んだり変えたりする必要のない定番を着る

というものだ。

必然的に仕事においてはほぼ毎日同じ色とスタイルのもの、ということになる。

というとこだわりがないように聞こえてしまうかもしれないが、色々なものを試す中で現在のスタイルに落ち着いた、ということである。

こだわりは個性や仕事の結果にもつながる

素材や軽さなどの着心地やビジネス街やビジネスシーンにおいての調和はもちろんのこと、季節を問わずできるだけ長い期間に対応しているか、ポケットの数、ポケットにジッパーがあり閉められるか、などなど。

時計はGショック一択。耐久性、海外時間や自分が今いる国の時間への変換の容易さ、自分が着る服との調和性などからの選択だ(スマホで良いじゃん、という方もいるかと思うが、昭和世代なので時計をしているほうが落ち着く、ということでご理解願いたい)。

パソコンはもちろんマウスコンピューター製品。自社製品というだけでなく、落ち着いた飽きの来ないデザインや持ち運びや操作時に手になじむ、などなど。

その他使うスマホやボールペンといったガジェットだけではなく、部屋の明るさ(ブラインドなどで調整)や香り(ディフューザー)も、自分が仕事においてベストのパフォーマンスを出せるような環境の維持に努めている。

もちろん自宅においても、周辺環境、家具の配置、ベッドのマットレスから枕、寝間着に至るまで自分の身体の特性や性格などを考え選択している。

何に対してこだわりを持つかはもちろんヒトそれぞれであるが、やはり自分の仕事や人生において重要なもの(環境やツールなど)に対してはこだわりを持ちたいものだ。

そういったこだわりが、大人の人生に大切な個性にもつながるし、仕事においては結果にもつながる。

繰り返しだが、そういったこだわりは周囲との調和や、仕事なら結果が伴っていることが重要であり、独りよがりでは決していけない。

仕事において良い結果を出すためのこだわりであり、自分の人生をより良いものにするためのこだわり、ということだ。

大人にとっての個性とは、仕事における結果や実績であり、生き様なのだ。

だからこそ、仕事でパフォーマンスを出すためのこだわりや、生きるうえでのこだわりが重要になってくるのだと思う。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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