「説得力のある話し方」、どうすればできる? アナウンサー+人気落語家の「秘訣」教えます

✎ 1〜 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

魚住:「説得力のある話し方」をするには、「声を上手に使い分ける」ことが重要なのです。

「説得力」が増す5つのコツは?

1. 迫力をつけるには、「いつもより大きめの声」で

魚住:まず、相手を説得しようと思ったら、「小さい声」ではダメですよね。「いつもより大きめの声」で話すことが大事。

昇太:ある程度は「迫力」が必要ですからね。「いつもより大きな声」を意識する、と。

魚住:もちろん、怒鳴ったり、わめき散らすのは論外ですが、でも、ボソボソ小さな声で話していては、いくらいいことを言っていても説得力が弱い。「迫力」をつけることも重要です。

 

2. 「高すぎる声」は説得力が弱い
「声の高さ」を意識する

魚住:次に大事なのは「声の高さ」です。昇太師匠には申し訳ないですが、「高すぎる声」では、説得力はありません。

昇太:「高い声」ですいません(笑)。

魚住:仕事でもプライベートでも、「高すぎる声」では説得力が弱いんですね。だから、説得するときは、男性はもちろん女性も「声を下げたほうがいい」んです。

 

3. 「笑いながら」「スピード感を持って」話す

魚住:ただし、ひとつ注意してほしいのは、「声を下げると暗い印象になりがち」ということです。

昇太:そういうときは、どんなアドバイスをするんですか?

魚住:よくするアドバイスは「笑いながら話すようにする」ということです。笑うことで、口角が上がり、優しい雰囲気になって相手への印象もよくなります。あと、「スピード感を持って」話すのも勧めます。

昇太:ゆっくり話すよりも「早めのテンポ」で話すことが、重要ってことですね。

次ページ話すときの目線は?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事