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東大生が語る《大学でギリシア語を学ぶ》面白さ 自分の視野や可能性を広げることができる

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  • 亀田 崚 東京大学大学院理学系研究科学生・日曜劇場『御上先生』教育監修
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元々は戦いでの教訓であり、現在のギリシャ陸軍の部隊章にも使われているのですが、武勇・徳のどちらにも解釈できる言葉で書くことで、現代に生きる人々にも当てはまる普遍的な教訓へと昇華しているいい言葉です。

古代ギリシャにおける神聖感を垣間見ることができる一節もあります。

(ルキアノス『哲学諸派の競売』より引用)

「ティ デ ホイ アントローポイ – テオイ テュネートイ」(で、つまるところ人間とは何なのですか? – 死にゆく神である)

「ティ デ ホイ テオイ – アントローポイ アタナトイ」(では、神とは? – 不死の人間である)

東大では自由に幅広い言語を学べる

一見すると、とんちに見えますがこれこそが古代ギリシャの神聖感です。

古代ギリシャにおいては不滅であること自体が神の本質であり、逆にそれ以外は人間も神も同じようなものだと考えられていたのでしょう。

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だからこそギリシャ神話では、堕落した生活や行動をする神々が描かれていることがあるのです。

興味がある言語を学ぶことは、自分の視野と可能性を広げるための効果的な方法です。

東大ではその門戸が広く開かれており、文系理系の枠組み問わず、誰でも言語を勉強することができます。

高校までの決まったカリキュラムをこなすのではなく、自分の勉強したい学問を勉強する時間こそが、学問を楽しむ気持ちを育むのではないでしょうか。

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