語学学習は「勉強というよりスポーツ」の納得理由 反復練習を通してしか身につかない感覚がある

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正しいフォームを知らずに何万回反復練習をしても、何も身につかない(写真:Fast&Slow/PIXTA)
語学を勉強する際に、「理屈じゃなくて直感が大事! だから文法の勉強は無駄!」などという「文法不要論」を耳にすることがありますが、認知言語学を学び、4カ国語を操る時吉秀弥氏によれば、それは100%間違いだそうです。
そんな時吉氏が、語学の習得は「勉強というよりスポーツだ」と言い切る理由について、同氏の著書『英語秒速アウトプットトレーニング: 話すための英文法が身につく』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

どうやったら「話せるようになる」のかを探りたい

突然ですが、まずちょっと自慢させてください。私、実は(日本語も含めてですが)4カ国語が話せます。

流暢な順番に、日本語、英語、中国語、ポルトガル語です。現在さらに、イタリア語とベトナム語に挑戦中です。私が何者なのかといえば、本職は英語を教える人です。

正確には「イングリッシュカンパニー」というビジネスマン向け英語パーソナルトレーニングジムで、英語の教え方をトレーナーに研修したり、新しい授業プログラムや教材を開発しています。

またその前は長いこと予備校講師として、英語を大学受験生に教えてきました。

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