英語教師が24時間実演して発信!フィリピンの日系語学学校がライブコマースを席巻中!

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1人だと3時間、2人、3人組だと4時間をぶっ通しで担当し、次の組に交代する。発信時間は売れ行きに応じて決まる。売れ筋商品を扱う10ほどのブースでは24時間発信する。

TikTokなどのアカウントひとつに1部屋が割り当てられ、携帯電話、衣料品、コスメ商品、アクセサリー、傘、文房具、ランチョンミートなどをカテゴリー別に販売する。サプライヤーは約120社で、7割が地元製品、3割が中国製という。

1時間の売上高は10万円以上

なかにはネスレのように専属で4つの部屋を持ち、タガログ語、ビサヤ語のほか、ミンダナオ島などで使われるマラナオ語、タウスグ語と言葉を変え、地域を絞って販売する例もある。

10部屋はアメリカ向けだ。アクセサリー類、衣料品やタンブラーを英語で売るが、こちらは顔出しせずに手元だけを映している。アメリカでフィリピン人が顔出しすると売れ行きが伸びないと担当者は説明する。

売り上げの平均は1時間で約5万ペソ(1ペソ=約2.6円)。時間限定のプロモーションなどで好調な商品はその10倍になることもある。アカウントひとつで1日500万ペソを売り上げたのがこれまでの記録だ。

QQイングリッシュによるTikTokライブコマースのアカウント画面(写真・柴田直治)

QQはセブ市内の経済特区ITパーク内にもキャンパスをもち、そちらにもライブコマース用に9つのブースを持つ。

合計63部屋のうち2つはシンガポールを拠点に東南アジア各地でEコマースを展開する「ショッピー」向けだが、残りはTikTokに特化している。

TikTokの親会社、中国の字節跳動(バイトダンス)はアジア各地やアメリカでTikTokショップを展開し、アプリに生配信の「LIVE」アイコンがある。

独自のアルゴリズムで視聴者別にカスタマイズした商品を薦め、画面をクリックすれば購入できる手軽さで売り上げを伸ばし、展開する地域を増やしている。

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