「給与は変わっていないのに手取りが減ってる…?」今更聞けない「給与明細」の読み解き方を≪2億円の資産を築いたブロガー≫が解説!

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①支給は、大きく分けて、基本給と各種手当で成り立っています。基本給は毎月必ず支払われるもので、電気やガス、携帯電話の基本料金と同様、基本的に変動しません。昇給昇格により普通は年単位で増加します。

各種手当は、役職手当、資格手当、出張手当、時間外手当、通勤手当、家族手当、休日出勤手当などが含まれます。どのような手当がいくら支払われるかは、会社や役職によって違いが出てきます。

個人情報の塊であり、なかなかハードルが高いでしょうが、仲の良い同僚に「給与明細を見せてくれない?」とお願いしてみて比較することができれば、手当の総額が大きく違うことが分かるはずです。分かりやすいところですと、労働時間と紐づく時間外手当や休日出勤手当は数万円単位で差が出ます。

ボーナスは賞与明細

基本給と各種手当の合計が総支給額になるのが分かったところで、「ボーナスが抜けているのでは?」と思った人もいらっしゃるのではないでしょうか。ボーナス(賞与)は、給与明細とは別に賞与明細が渡されます。基本構造は給与明細と同じで、ボーナス支給に直接関係しない、③勤怠だけが含まれていないものと覚えておいてください。

自分の年間の収入を知りたければ、給与明細(通常毎月)と賞与明細(通常、夏冬の2回)をセットで確認することになります。ただし、ボーナスは必ず支払われるものではなく、基本給や各種手当のように、基準や仕組みを会社が開示する義務もありません。毎年上下動をする、はたまた、まったくなくなることもありうるという前提を忘れないようにしましょう。

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