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税金のキホン「所得税」と「住民税」。手取りが減ってしまう仕組みを給与明細書から理解しよう

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給与明細を見て落胆する男性のイラスト
(イラスト:関 祐子)

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税金や社会保険料の負担が年々大きくなり、その分、私たちの手取りは減っている。本特集では税や社会保険の仕組みを徹底解説。手取りを増やすヒントをお届けする。

手取りを減らす「税」と「社会保険料」

毎月もらう給与明細書。実際に何を引かれて手取りが少なくなっているのか。代表は「所得税」と「住民税」だ(図1)。

所得税は、毎月の給与総額から非課税の支給額(通勤手当など)や社会保険料を差し引いた金額と、扶養親族の数などで決まる。給与から毎月天引きされるため、源泉所得税ともいう。年末に、源泉徴収総額と、1年間の給与を基に計算した所得税との差額で精算(年末調整)。住民税は居住する地方自治体に納める税で、前年の所得を基に計算された額が徴収される。

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