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定年前後の年金・雇用保険「メリット最大化」Q&A。いつからもらう? 定年後も働くほうがいい?

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年金手帳と給与明細の雇用保険の欄
(写真:花咲かずなり / Wakko / PIXTA)

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税金や社会保険料の負担が年々大きくなり、その分、私たちの手取りは減っている。本特集では税や社会保険の仕組みを徹底解説。手取りを増やすヒントをお届けする。

定年前後の人へ向けて、年金や雇用保険のメリットを最大化するコツを、Q&A形式で解説しましょう。ここでは老齢基礎年金を「国民年金」、老齢厚生年金を「厚生年金」として表記します。

Q1 年金はいつからもらい始めるのがいいですか?

年金は受け取る年齢を選べます。65歳から受け取るのが原則ですが、66歳以降に遅らせる「繰り下げ受給」を選択すれば、年金受給額は1カ月ごとに0.7%増えます。

繰り下げ受給が向いているのは、65歳以降も仕事を続けている人や、十分な貯蓄がある人、長生きする自信がある人です。

70歳まで繰り下げると年金額は42%増え、75歳まで繰り下げれば84%増えます。私への年金相談の経験から言えば、75歳まで繰り下げる人はほとんどいません。70歳までが現実的でしょう。

仮に70歳まで繰り下げるつもりだったとしても、健康不安が生じたり、まとまったお金が急に必要になったりすることもあります。そうしたときは、例えば68歳などで手続きして受給を開始することができます。この場合、65歳から3年繰り下げたことになり、25.2%増額した年金を受け取ることができます。一括受給も可能です。ただし、一括受給の場合は、繰り下げた分の増額はなく、65歳時点での年金額で計算されます。

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