23区なのに東京が性に合わない人が住む街「雑色」。「品川や川崎の影に隠れている」「各駅停車しか停まらない」街の実態と、住民が語る魅力

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「だいぶ様変わりしてきたけど、古くから住んでいる人が多いから、常連さんに助けられていますよ。下町の雰囲気が残っていて、気持ちの優しい人が多いね」(同上)

とんかつ マルミ
「とんかつ マルミ」の「A‐豚ロースかつ」(筆者撮影)
とんかつ マルミ
「とんかつ マルミ」の「A‐豚ロースかつ」(筆者撮影)
とんかつ マルミ
1階が肉の専門店「丸美食品」、2階が「とんかつ マルミ」(筆者撮影)

オーケーに負けないリーズナブル度

マルミを出て、商店街付近を散策すると、地元民が口を揃える「物価の安さ」が体感できた。マルミから歩いて2分ほどにある「株式会社イトウ(大田区仲六郷2-19)」は、地域になくてはならない八百屋だ。取材の日も多くのお客さんでにぎわっていた。

株式会社イトウ
大人気の八百屋「株式会社イトウ」(筆者撮影)

買い物をしていた女性は「電車にのってわざわざ来ますよ」とのこと。なるほど安い。ひとつ162円のブロッコリーや、ひと玉270円のキャベツに思わず手が伸びかけたが、持って帰るのは重そうなのであきらめた(価格は2025年3月某日のもの)。

そこからさらに歩くこと数分にあるのが、これもまた地元民に大人気、持ち帰りおでんの専門店「目黒食品(大田区西六郷1-50-17)」だ。冬のシーズンになると、自宅の鍋を持参して大量買いする客が続出する。それもそのはず、こんにゃく、ちくわぶ、はんぺんなどのレギュラー陣はすべて60円。これでも最近値上げしたというから驚きだ。

目黒食品
持ち帰り専門のおでん「目黒食品」(筆者撮影)
目黒食品
「目黒食品」の価格表(筆者撮影)
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