「俺は好きな物を食べる!」膵臓がんの闘病中でもカツ丼やラーメンも 56歳で亡くなった「倉田真由美さんの夫」の人生の優先順位
――振り返って、こういうことをしておけばよかったと思うことはありますか。
もっともっとたくさん夫の動画や写真を撮っておけばよかったなって思いますね。どれだけ撮っていても足りなくなるから。
夫を追体験したいときに、写真とか、動画とか、音声とか、そういうものが“よすが”になるんですよね。何かにつけて見て、こういうところに行ったなとか、こういう場面あったなとか思い返して。私はそうしたものに助けられています。あとは日記ですね。
夫の口癖や食べたものを日記に残す
――日記ですか?
この本も日記が元になっています。前からつけてたわけじゃなくて、病気がわかってから付け始めました。日記というよりも簡単なメモみたいなものですけど。夫の口ぐせとか、食べたものとか、ちょっとした面白かったこととか、時間が経つと細かいことは忘れちゃうから、日記に残しておいて本当によかったと思います。
――倉田さんにとって叶井さんはどんな方でしたか。
ああなれるかっていっても、なかなかなれない。
私と結婚するときも、先のことを考えないから自己破産とかしてました。今回も、先のことを考えないからお金も残さない。「お前たちはお前たちで何とかがんばってくれ」みたいなスタンスの人です。
人によっては「とんでもない人」って思うかもしれませんが、私はそう思いません。もちろんお金をいっぱい残してくれるに越したことはないけれど、そういう人じゃなかったからこそ良かったこともいっぱいあります。
「あんたと結婚してよかったな」って、これまでもよく言っていたけれど、改めて夫にはそう伝えたいです。
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