起業家で「あり続ける」ために決めておくこと3つ 起業の「原点」「動機」を見失っては元も子もない

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先日、大学のキャリア教育の授業で「起業」について講演をしたときには、ある女子大生から「矢島さんみたいな起業家がいるとわかったら、自分も起業家を目指してみようかなと思いました」というお声をいただくこともありました。

無理なく働けるスタイルでないと続かない

無理なく働きましょうと言っても、何が無理で何が無理でないのかは、ライフステージによっても異なります。だからこそ、自分でそのつど自分と対話して決めていく必要があります。

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たとえば私は、20代の10年間は自分に投資すると決めていたので、自分のために思いきり時間を使っていました。

30代に入ってからは、人のために時間を使おうと考えていました。ちょうど結婚もして新しい家族ができ、「妻」や「母親」という新しい役割も加わり、すべての時間を自分のためだけに使うことがなくなりましたが、自分で納得してやっているので、新たな役割も楽しめています。

その結果、「1週間のうち3日休んで、1日6〜8時間働く」と最初に決めて、その時間内に収まる働き方をするようになりました。

ただ、1日のどこかで社員の仕事の進捗を確認したり、社外取締役や顧問などとしてほかの会社の仕事をしたりしていることもあり、平日は丸1日休みを取ることはあまりありません。

週に半日勤務を何日間か入れて、トータルで最初に決めた1週間に3日休んで、1日6〜8時間で収まる働き方となっているのが今のところの現実です。

そのため、次の目標は、平日も丸1日休める日をつくることです。それも、また同じように「どれだけ働いて」「どれだけ休むか」という具体的な目標を決めて、実現するためにどのような仕組みをつくるのか、組織を育むのか、段階を追って整えていきたいと思っています。

矢島 里佳 株式会社 和える 代表取締役

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やじま りか / Rika Yajima

株式会社和える 代表取締役。1988年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、同大学大学院政策・メディア研究科修了。職人と伝統の魅力に惹かれ、19歳の頃から全国を回り、大学時代に日本の伝統文化・産業の情報発信の仕事をはじめる。「日本の伝統を次世代につなぎたい」という想いから、大学4年時の2011年3月、株式会社和えるを創業。事業承継や企業・ブランドの原点を整え、魅力化をお手伝いする「伴走型リブランディング事業」を行い、地域の大切な地場産業を次世代につなぐ仕事に従事。そのほか、日本の伝統や先人の智慧を、暮らしのなかで活かしながら次世代に心豊かな社会をつなぐためにさまざまな事業を創造。ゼブラ企業(「サステナビリティ」を重視し、「共存性」を価値とするスタートアップ)としてメディアに掲載される。さまざまなビジネスコンテストの審査員を務め、1000以上のビジネスモデルを見てきている。

©写真:石黒シエル撮影

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