起業家で「あり続ける」ために決めておくこと3つ 起業の「原点」「動機」を見失っては元も子もない

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「無理なく働けるスタイル」でないと続かないという(写真:8x10/PIXTA)
「売上を上げたい」という気持ち自体は否定することはまったくありませんが、経営の目的が売上を上げることになってしまうことには注意が必要です――。こう語るのは、日本の伝統を暮らしに活かしながら次世代につなぐ事業を展開する矢島里佳氏。そんな矢島氏が説く、起業時の理念を忘れないために「まず最初にきめておくべきこと」とは、いったい何なのでしょうか。
※本稿は、同氏の著書『ブレずに「やりたいこと」で食べていく起業』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

「これだけ稼げば会社は回っていく」というライン

あなたは、年商いくらの会社になると幸せですか?

本来は売上5000万円で経営が成り立つ会社なのに、前年度より売上を上げることが良い経営だと思い込み、7000万円、8000万円、1億円……と毎年売上を伸ばし続けなければならない。そう考えて、必死に売上をつくろうとする経営者は少なくありません。

「売上を上げたい」という気持ち自体は否定することはまったくありませんが、経営の目的が売上を上げることになってしまうことには注意が必要です。

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