開業1年半で閑散「渋谷・道玄坂通」大苦戦の"真因" 建物の造りや動線から大きな問題がある…?
実際、現在同施設内には「ジハン・キホーテSHIBUYA」という自販機だけが置かれたエリアが誕生している。
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筆者はさまざまな商業施設を見ているが、空きテナントが増え、そこに無造作にゲーム機やカプセルトイマシーン、マッサージチェアなど無人運営が可能なものが置かれはじめたら危険信号だと思っている。すでにその兆候があるのは、危険だと言わざるを得ない。


ただし、これまでさまざまな局面を乗り切ってきたPPIHである。中に入るテナントの工夫などを含め、今回もなんらかの方法でこの苦境を乗り切る方法を見せてくれるかもしれない。
変な意識の高さがあると、メディアも取材しにくい
これは個人的な見解なのだが「道玄坂通」という名前を「ド・ウゲンザカ通」と変えてみるなど、どうだろうか。
ドンキを強くイメージさせる「ド」を強調するのだ。というのも、多くの人に聞いてみても「道玄坂通をドンキの会社がやってるなんて知らなかった」という声が多いからだ。
せっかく一般に浸透しているドンキとイメージが結びついていないのはもったいない。こうして名前を変えるだけでも、施設をアピールすることにつながるのではないか。
今はなんだか妙に意識が高い感じがして、扱いに困ってしまっている同業も多い気がするが、「ド・ウゲンザカ通」になれば、メディアも取材に訪れやすくなる気がする。
まあ、こんな提案は私の妄想にしても、いずれにせよ、PPIHの道玄坂通における次の一手を待ちたい。
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