韓国女優コ・アソン演じる「若者の葛藤と幸せの形」 「ケナは韓国が嫌いで」出演への想いを聞いた

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――第一線で長く活躍されてきたなか、30代に入って仕事への向き合い方の変化はありますか?

フィルム映画から仕事を始め、いまはデジタルでの映画やドラマの撮影になり、OTT(ネット上でのコンテンツ配信)などグローバルプラットフォーマーの作品にも出演しています。その時代の変化に適応していかないといけない。それがいまの俳優の役割のひとつです。

新しいメディアであるOTTが生まれてからは、これまで韓国ローカルだった作品を、すぐに海外でも見ていただけます。それを意識して作品に向き合っていくことが不可欠です。そのため、韓国社会の特殊性を映す本作も、海外の人が見ても共感できる作品に作り上げなくてはいけないと考えていました。

リフレッシュの時間でやりたいこと

――俳優の仕事には気分転換やインプットの時間も必要だと思います。いま休みがあったらやりたいことは?

家で本を読んだり、映画を見たりしたいです(笑)。本には映像作品とは異なる魅力があります。私はエッセイをよく読みますが、個人の内面の奥底にある思いを知ることができます。必ずしもそれが俳優の仕事に役立つわけではありません。でも、人としての成長や人生を豊かにすることにつながると思います。

――ケナみたいにひとりで海外に出たいとは思いませんか?

いまは寒いので(笑)。機会があればそれもいいですね。

武井 保之 ライター

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たけい・やすゆき / Takei Yasuyuki

日本およびハリウッドの映画シーン、動画配信サービスの動向など映像メディアとコンテンツのトレンドを主に執筆。エンタテインメントビジネスのほか、映画、テレビドラマ、バラエティ、お笑い、音楽などに関するスタッフ、演者への取材・執筆も行う。韓国ドラマ・映画・K-POPなど韓国コンテンツにも注目している。音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク系専門誌などの編集者を経て、フリーランスとして活動中。

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