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「西麻布のラウンジより、地元で家族とキャンプのほうがかっこいい」東京のエリート層で静かに起こる"大変化"

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  • 永谷 亜矢子 立教大学客員教授 株式会社an代表取締役
  • 鈴木 信吾 『日本一わかりやすい地方創生の教科書』著者・「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」受賞
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鈴木:確かに、観光客は場所ではなく体験で選びますもんね。「京都旅行に来たんだから滋賀には行けない」とはならない(笑)。

永谷オシャレに"自虐"ができたら、それこそ「最高のブランディング」だと思うんです。

たとえば「京都駅から電車で20分なのに、人が少ないから温泉を独り占めできる」なんて雄琴温泉をPRできれば効果はあるはず。アピールポイントと、見せ方が違うだけですからね。

跡継ぎにこそ「愛」と「必然性」がある

『観光"未"立国~ニッポンの現状~』(扶桑社新書)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

永谷:あと、先ほど「地方の担い手」の話をしましたが、いま面白い動きが出てきています。

三井不動産が行っている地域経済創発プロジェクト「POTLUCK FES」や、地域の老舗企業の跡継ぎとスタートアップの共創コミュニティである「TAKIBI&Co. Fes」など、地域の経済を自分たちで回していこうという若い世代の集まりが増えてきています

「TAKIBI&Co. Fes」は、1人1万円の参加費にもかかわらず、500人以上も集まったそうです。この熱がもっと伝播すれば、面白いことにつながると期待しています。

鈴木地方企業の跡継ぎによる「新しい時代の事業承継」の形ですね。

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