東武線「流山がライバル?」柏・豊四季の立ち位置 アーバンパークライン乗降首位の要衝駅の底力

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豊四季駅の周りを少し歩く。やはり県道をはじめとする主要道路はかなりの交通量。広い歩道があるわけではないから、歩くときには多少の注意が必要だ。このあたり、街としての歴史の古さを物語っている。そして、県道沿いを中心に商業施設も建ち並ぶ。そこからさらに遠ざかれば、もうまったくの住宅地だ。

豊四季駅は、柏駅からも流山おおたかの森駅からも、1つお隣の駅だ。都心方面に通勤通学するなら、柏に出るもよし、おおたかの森に出るもよし。映画館も入っているマンモスショッピングモールがお好みならおおたかへ、味のある個人経営の飲み屋が好きなら柏がそろう。

東武アーバンパークライン 豊四季―柏間
豊四季駅近く、柏寄りの踏切。豊四季―柏間には田畑もちらほら(撮影:鼠入昌史)
【写真の続き】東武アーバンパークラインで最多の乗降人員を誇る柏駅。成長著しい流山おおたかの森駅へも1つ隣の豊四季駅。駅とその周辺には何がある?

実は最強駅かも?

個性の違う2つのターミナルを選べる豊四季という駅は、実はアーバンパークライン最強の駅なのではなかろうか。

……などと、いささか大げさなことを考えてしまった。ともあれ、柏駅も柏の街も、流山の急成長とそごう閉店などの話題を持って、対照的な取りあげられ方をすることも少なくない。

まあどっちがどっち、などと比較するばかりが芸ではなかろう。どちらもアーバンパークラインの沿線で綺羅星のごとく輝く街なのである。

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鼠入 昌史 ライター

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そいり まさし / Masashi Soiri

週刊誌・月刊誌などを中心に野球、歴史、鉄道などのジャンルで活躍中。共著に『特急・急行 トレインマーク図鑑』(双葉社)。

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